タイで見た脱穀作業とタンザニアの脱穀の違い

サワディーカップ!栗田です。

前回の投稿で、鈴木部長が稲刈りの様子をアップしました。

https://nofoodnolife.com/2017/10/23/新米の収穫!!/

ルーイ県の村でも稲刈りが進んでいます。

そんな中、タイの村の脱穀作業を見る機会があったのでその様子と私が生活していたアフリカのタンザニアの脱穀作業はどうだったのかをお伝えしたいと思います!

まず脱穀とは何か?

稲の藁(わら)から穂を取る作業になります。

“せんばこき”という言葉を聞いたことがあると思います。

日本では、江戸時代から脱穀作業にせんばこきを使用していました。

現在では、コンバインで稲を刈り取りながら脱穀までしています。

ではタイではどうか。

タイの村は、まずみんなで稲刈りをします。

昔ながらの手に鎌を持って行うスタイルです。

でその刈り取った後の稲の脱穀ですが、

それは、、、

このように、機械を使っていました。

写真では、右から収穫後の稲を入れて左の煙突のようなところから出ているのは穂を取られた稲わら。真ん中の袋の中に籾(もみ)が出てきます。

チェンマイ県、チェンライ県のような稲作地帯に機械が使用されるのはわかりますがルーイ県のしかも村の中でもこのような機械を使用していることに驚きました。

なぜなら機械化が進むためにはある条件があるからです。

それは、

・使用される機械のスペア、部品があること

・その機械を修理できる人がいること

もちろん機械を購入する資金も必要ですが。

ただ、もし購入したとしても機械はいずれ壊れるものです。

その時に修理できる人、スペアパーツがなければ壊れたまま、放置されるだけ。なのでこの光景を見た時、タイは色々な面で進んでいるなーと感じました。

それはタンザニアの脱穀作業を知っていたからです。

ではタンザニアの脱穀はどんな感じなのか。

稲刈りはタイ同様、鎌一本で行います。

そして、稲に穂がついているものを、、、

振り上げて、、、

叩き落とす!!

地面にはシートが引いてありますが、そこにひたすら稲を打ちつけます。

そうやって脱穀作業を進めていました。

上記にもあるように、機械化のためには修理できる人とスペアパーツ、そして購入資金が必要ですが、どれもタンザニアの村では手に入らないのでその波はまだ来そうにありません。

ただ、彼らが機械化を進めない、受け入れないことにはもう一つ理由があります。

それは、機械化によって現地の人の雇用を奪ってしまうからです。

機械を使用すれば生産性は上がります。ですが、それよりも現地の人を何人か雇い日当を渡し、お金は少額でもみんなにお金を行き渡らせる。そして、受け取った農家さんは、その日1日家族みんながご飯を食べられる。

機械を使用すると雇用を奪うことに繋がると知っているからこそ、使用しない選択をしているのだと思います。

タイでは機械化が進んでいます。

タンザニアはこれからどう変わっていくのか、変わらないものがあるのか、とても楽しみです。

栗田

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大学卒業後、青年海外協力隊として2年2ヶ月間アフリカのタンザニアへ!

帰国後はタイにて無農薬有機栽培による生産!

ゆくゆくは、農業ビジネスでアフリカにて新規雇用創出と食糧問題の解決へ。