サワディーカップ!Chihiro(@chihiro1350)です。
『売られている野菜はどうやって送られているの?』
『鮮度を保つ方法があるのかな?』
バンコクのスーパーや直売店等で売られているマイフード(AWE)の野菜やお米。
どうやって農場からバンコクまで届けられているのか気になるところですね!
なので、今回はルーイ県の現地農場から野菜出荷の様子をお伝えしたいと思います。
この記事は、こんな人におすすめ
・マイフード ご利用の人
・海外の農業ビジネスに興味がある人
・タイの農業事情を知りたい人
野菜の状態を確かめる
野菜を収穫する日は、まずその日の野菜の生育状況を見ることから始まります。
どの野菜が収穫時期なのか把握するためです。
状態の良いもの、もう少し待ってから出荷した方がいいものなどを区別していきます。
そして、その日の出荷野菜と出荷量が決まるとそれを農家さんと共有します。

なんで?

なぜなら、野菜は鮮度が大切だからだよ
あらかじめ情報共有しておくことで、収穫の際に素早く野菜を集荷できます。
収穫は農家さんと一緒に
そして収穫作業!
収穫作業は駐在している日本人スタッフも一緒に行います。
決められた量をしっかりと収穫できているのか確認をするためです。
そして、一緒に収穫作業をすることで緊張感を持たせることです。
出荷量と出荷品目だけ伝えて自分は何もしなかった場合、農家さんは不公平感を感じ、適当な仕事になってしまいます。
ましてや、お客さんが口にするものです!
しっかりと管理するために、口ではなく手を動かす必要があります。

鮮度を保つために氷水に浸ける
そして一通り野菜を収穫した後は、発泡スチロールに梱包していくのですが、その前に!
野菜をこの水の中に入れていきます!
よく見ると水と一緒に氷も入れています。
それは、一度氷水につけることで鮮度を保持できるからです。
みんな手作業で、雨期の暑い時期でも乾期の寒い時期でも氷水につけます。
さらに、バンコクまでの運送中でも鮮度を落とさないように、野菜と一緒に氷も入れて梱包します。
氷は一つ一つ決められた重さを袋詰めしています。
氷水につけ、氷を入れて、今まさに送られる寸前の野菜です!
この後はしっかりと蓋をつけて、バンコクへと送られました。
まとめ
毎回の野菜出荷では、この工程を経ています。
野菜の収穫と聞くと、野菜を畑から引っこ抜いて送るだけと想像しがちですが、農場では消費者の方々に鮮度の良い野菜を食べてもらうための工夫をしています。
それは、野菜は切った瞬間から鮮度が落ちていくからです。
いかに鮮度の良い状態をキープするか。
常にその方法を考えています。
しかし、タイでは予期せぬハプニングも起こります。
野菜を集荷するドライバーが遅れたり、渋滞に巻き込まれたり。
そんな時でも鮮度を落とさないために、野菜をなるべく早く収穫し、その状態をキープするように氷水につけています。

コメント