元協力隊員からみた一次産業と六次産業の違い

農業

サワディーカップ!

タイのルーイ県現地農場にて毎日農作業している栗田です。

 

私は、タイに来る前アフリカのタンザニアにて青年海外協力隊員として2年2ヶ月間活動していました。

 

その任期の中で最終的なゴールとしていたのは、現地の人の生活水準の向上です。

 

そのために、農業を指導していましたが限られた時間の中で人の生活を変えてしまうほどの活動ができるはずもなく、悔しい気持ちを抱きながら帰国したことを覚えています。

 

 

 

その私がみたAWE(マイフード)の取り組みは、現地の人の生活水準を上げている一つの成功の形と言えるので、今回はその優れている点を元協力隊員の個人的な視点から書いていきたいと思います!

 

そして、一次産業と六次産業の違いにも触れていきたいと思います。

 

 

協力隊では変えるのが難しい

 

協力隊とは様々な職種があり、色々な国に派遣されている国の事業の一つです。

 

タイにも派遣されています。

 

私は稲作栽培という職種で、タンザニアに派遣されました。

 

もちろんお米だけではなく野菜も栽培していました。

 

 

 

与えられた任期は2年間。

 

各人に派遣目的がありその任期の中で達成することが求められています。

 

私の目的は、農業を通して現地の人や現地農家さんの所得を向上させ、生活水準を上げることでした。

 

ですが、その目的を達成するためには

 

所得を向上させるためにやるべきことは何か

収入を得るとはどういうことか

米や野菜を売るためには何が必要か

 

それがわかっていませんでしたし、2年という短い期間の中では何も変えることができませんでした。

 

 

協力隊の時は一次産業

 

そんな私が帰国して、次の進路を考えていた時AWEのことを知りました。

 

そして、AWEのビジネス形態を知った時、協力隊とは明らかに違うことがありました。

 

それは、一次産業と六次産業についてです。

 

協力隊の時は一次産業でした。

 

どういうことかと言うと、、、

 

 

タンザニアの農家さんは雨期になると同時に種まきをします。

 

水田、畑の管理と呼べるものは、雑草抜きと肥料、農薬の使用くらいです。

 

そうして収穫できたお米や野菜はその日のうちに自分たちで食べて、余った分を売っていました。

 

 

私はこの流れの中で所得を増やそうと必死になっていたのですが、この一次産業では大切なことが抜けていました。

 

それは、農作物を消費する方々や購入する人たちのことです。

 

一次産業では、とりあえず野菜を作り、野菜ができてから売ることを考えています。

 

このやり方では売ることを考えてモノが作られていないので、いざ売ろうと思っても売り物としての価値がなく、結果として安い値段がついてしまいます。

 

さらに、協力隊というのは農家さんと目線を同じようにしようと意識しがちです。

 

つまり、所得を上げようと思ったら消費者が欲しがる野菜の作り方、品質の良い野菜を作るための指導を農家さんにしなければなりません。

 

これは、農家さん目線ではなく消費者目線です。

 

そのことを協力隊の時の自分は知らず、農家さん本位であったばっかりに、所得を上げることができませんでした。

 

 

AWEは六次産業

 

一次産業が農家さん(生産側)主体であったのとは逆に、六次産業は消費者側が主体で考えられています。

 

 

消費者の方々が求めていることは何か?

消費者の方々が野菜を買うときに大切にしていることは何か?

 

 

これらのニーズを満たすことを考えると、それは安心、安全な野菜であったり、タイにいても食べられる日本の野菜であったりします。

 

 

 

消費者のニーズがわかれば生産側(農家さん)は何を作ればいいかわかります。

 

できた野菜は、消費者のことを考えて作られているので売ることができます。

 

作ったものが付加価値をつけられて売ることができるということは、農家さんが手にはいる収入が増え、それが生活水準の向上につながります。

 

ビジネスと支援が両輪となっているこの形態を協力隊の時に少しでも知る機会があれば、また違った結果になっていたのでは思います。

 

 

栗田

 

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農業海外で農業する人へ
この記事を書いた人

大学卒業後、青年海外協力隊として2年2ヶ月間アフリカのタンザニアへ!

帰国後はタイにて無農薬有機栽培による生産!

ゆくゆくは、農業ビジネスでアフリカにて新規雇用創出と食糧問題の解決へ。

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