根っこと育苗の大切さについて

農業

サワディーカップ!

タイのルーイ県現地農場にて毎日農作業している栗田です。

 

書籍やネットでは、野菜を栽培するときに大事なことは「土作り」と書かれていることがよくあります。

確かにその通りであり、無農薬有機農法ではなおさらです。

 

土作りが大切なのは、植物はそこに根をおろすからです。

 

今回は、そんな根っこの大切さと育苗について書いていきたいと思います。

 

 

育苗から見る根の大切さ

 

先月ですが、現地農場に育苗ハウスが完成しました。

(詳しくはこちら

 

現在では育苗トレーがいくつも並んでいます。

 

 

とても綺麗に成長していますが、これもトレーの中の土づくりがしっかりされているからです。

排水性や保水性、栄養など考えられています。

 

逆に、葉っぱの色が淡かったり黄色かったり、生育が遅れていることがあれば、それは土作りがよくなかったと言えます。

 

葉っぱや茎など地表部に出ている状況から生育状態を観察し、改善するのは表むきは見えていない地表の下の部分、つまり根っこと土になります。

 

では、なぜ育苗が必要なのか?

 

 

一つ一つの種を無駄にしないために

育苗トレーを用意し、土作りをし、一粒一粒種を播く手間をしてまで育苗するのはなぜか。

 

 

理由は、色々ありますが

 

・畑の無駄なスペースをなくすため

・病気と虫の被害を少なくするため

 

だと考えられます。

 

 

理由の一つ目ですが、種の発芽率は野菜の種類によって様々です。

 

育苗せずに畑に直接播いた方が手っ取りばやいものもありますが、発芽率はどの野菜も100%ではありません。

 

畑の限られたスペースを有効活用するために、あらかじめ育苗をしておくことで無駄なスペースを作らずにすみます。

 

 

二つ目の理由は、野菜にとって種を播いてから少し大きくなってきた時(生育初期)が一番弱い時期になります。

病気にもかかりやすいですし、虫たちもこの時の柔らかい葉が大好きです。

 

その初期生育の時に育苗し、しっかりと管理することで病気を回避し、虫の被害も少なくできます。

 

また畑に移植した後の栽培が容易になりますし、その後の成長も良くなります。

 

 

 

なぜ育苗するのか、その理由を通して考えられることとして、一つ一つの種を無駄にしないということがあります。

 

種は何百粒(何グラム)いくらといった具合で売られており、それを安いと思うか高いと思うかは人それぞれです。

 

でも、私たちの食を作り命を作っているものです。

なるべくなら無駄にはしたくないですね。

 

栗田

 

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農業無農薬有機野菜作りタイの農業
この記事を書いた人

大学卒業後、青年海外協力隊として2年2ヶ月間アフリカのタンザニアへ!

帰国後はタイにて無農薬有機栽培による生産!

ゆくゆくは、農業ビジネスでアフリカにて新規雇用創出と食糧問題の解決へ。

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