タイ語から見えるタイ人の気質

サワディーカップ!

タイのルーイ県現地農場にて毎日農作業している栗田です。

タイに来てから半年が経ちましたが、現地の農家さんのタイ語を全て理解するにはまだまだ先のことだなと感じています。

タンザニアの時にはスワヒリ語と呼ばれる言語を話していましたが、タイ語に比べると簡単でした。

タイ語もスワヒリ語もそして日本語も、言葉にはそれを母語としている人たちの性格や気質に影響を与えているような気がしています。

今回はそんなタイ語とタイ人の気質について書いていきたいと思います!

タイ人の気質をよく表しているのは、ช่วยกัน(助け合い)という言葉

この半年の間に一番聞いたと言っても過言では無い、「助け合い」という意味のช่วยกัน(チュワイカン)というタイ語があります。

これはどんな場面でも使われるようです。

仕事はもちろんですが、先日食事の際に

「今日は料理全部食べきろう」

という意味合いでこの言葉を使われた時は驚きました。

この助け合いという言葉がよく使われるのは、人と人との結びつきが未だに強く残っているからだと思います。

村というコミュニティにおいてはより一層重きが置かれていると感じます。

タンザニア人も村の中の人間関係を大切にしており、スワヒリ語でよく使われていた言葉に「Tupo Pampja(私たちはいつも一緒)」というのがありました。

人と人の関係性が自分の生活に強く影響する人ほど、人間関係を大事にしている気がします。

仕事においてのチュワイカンは責任の所在がなくなる言葉

このチュワイカンという言葉、意味は大変素晴らしいものですが仕事となると少し厄介なものになります。

なぜなら助け合いという言葉には、誰かが何かをしているという前提があります。

つまり、誰かがこの仕事をしているから助けてあげよう手伝ってあげよう)というスタンスになります。

これは自分で物事を考える習慣がつきにくくなります。

仕事というのは、今自分が何をすべきかを考え、決められた時間の中でいかに成果を出すのかが求められています。

そのためには自分がどう動いたら仕事がスムーズに進み、周りの人も働きやすくなるのか、それを自発的に考える必要があります。

それは個人ひとりを助けるチュワイカンではなく、仕事全体を見てみんなのためのチュワイカンに意識を変えていかなければなりません。

その意識改革も行なっていますが、有機農法の指導よりも難しいと感じています。

栗田

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大学卒業後、青年海外協力隊として2年2ヶ月間アフリカのタンザニアへ!

帰国後はタイにて無農薬有機栽培による生産!

ゆくゆくは、農業ビジネスでアフリカにて新規雇用創出と食糧問題の解決へ。