タイの赤土という性質を把握し、改善するために必要なこと

農業

サワディーカップ!Chihiro(@chihiro1350)です。

 

タイの土壌は、赤土と呼ばれる特徴的な性質を持っています。

 

この土は、水を含みやすいので水はけが悪く、一度乾燥するとガチガチに固まります。

 

 

なぜそうなるのか?

 

改善するためにはどうしたらいいのか。

 

 

今回は、『赤土の物理的な改善』について書いていきたいと思います。

 

 

この記事は、こんな人におすすめ

・赤土を改善しようと考えている人

・海外の農業事情を知りたい人

 

 

土壌には土の粒子が関係している

 

土の物理性を改善するためには、土の物理性には何が関係しているかを知る必要があります。

 

大きく関係している要因は、土の粒子です。

 

土と一口に言っても分類があり、それらは粒の大きさによって分けられています。

 

例えば、沙漠。

 

 

沙漠は粒の大きく、粗い砂によって覆われています。

 

では、赤土。

 

 

これは、粒の細かい粘土を多く含んでいます。

 

では、粒の大きさが栽培にどのように影響するのでしょうか?

 

 

水はけの良い土、水はけの悪い土

 

作物を栽培するときに必要なものは、「」です。

 

でも、土の物理性が悪いと水を与えても吸収することができず作物の成長が悪くなります。

 

水が吸収できないのは、上記に書いた土の粒子が関係しているのです。

 

 

ところで、水をコップいっぱいまで入れてもすぐにこぼれないことはよく知られている現象だと思います。

 

これは、水の表面張力が働いているからです。

 

この力は、土の中でも作用しています。

 

沙漠のように土の粒子が大きいものばかりだと、水は土に吸着することができない(表面張力が働かない)ので、染み込んでしまいます。

 

赤土のように粒が小さいと、土と水は吸着するのですが、密度が高くなるために水が抜けることができません

 

これを、

 

水はけが良すぎる(保水性がない)

水はけが悪い(保水性が良すぎる)

 

状態と言います。

 

では、これを改善するためにはどうしたら良いのでしょうか。

 

 

粒子の小さなものと大きなものを混ぜる

 

粒子が小さいものには表面張力の力で水を吸着します。

 

粒子が大きいものは、土の中に隙間を作り水の通り道を作ります。

 

理想的な土の状態(物理性)は、このどちらの粒子もバランスよく含んだものであると言えます。

 

では、実際の畑では具体的に何をすべきでしょうか。

 

 

粒子の大きな有機物の投入

 

改善の仕方は色々あると思います。

 

ルーイ県現地農場では、赤土を改善するために粒子の大きな有機物を投入しています。

 

 

これによって、隙間を作り、さらに有機物を微生物が分解するので生物的にも良い影響を与えています。

 

 

まとめ

 

赤土では、野菜が栽培しにくいと言われていますが、土作りを地道に行うことでいつか野菜が作れる畑に変わっていきます。

 

そのためにも、まずは土の性質から把握することが大事だと考えます。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
農業タイの農業タイ農業の問題点
この記事を書いた人

大学卒業後、青年海外協力隊として2年2ヶ月間アフリカのタンザニアへ!

帰国後はタイにて無農薬有機栽培による生産!

ゆくゆくは、農業ビジネスでアフリカにて新規雇用創出と食糧問題の解決へ。

CHIHIROをフォローする
おらが畑のマイフード

コメント