サワディーカップ!
タイのルーイ県現地農場にて毎日農作業している栗田です。
今日から4月になりましたね!
新学期や新生活が始まる人も多いことと思います!
無農薬有機栽培を進めているマイフード(A.W.E.Intertrade)も、これから新しいことに挑戦しようとしています!
今回は短めではありますが、一つずつご紹介していきたいと思います!
交配種から固定種へ
まずは、種のお話です。
普段、スーパーで買っている野菜やレストラン等で食べている野菜。
これらはほとんどが交配種と呼ばれる種から作られた野菜になります。
タイ、日本に限らず世界に流通している野菜のほとんどがこの交配種です。
F1と呼ばれたりもします。
これらの種は、大量生産を可能にするために、人為的な交配を経て作られています。
人為的な交配をしている以上、そこにはリスクもあります。
(そのリスクと問題点は、別の機会で書かせていただきたいと思います。)
そして、マイフードではこの交配種ではなく、固定種の生産を始めようとしています!
固定種とは、別名在来種、原種と呼ばれたりします。
この種は、その土地その土地で昔から受け継がれてきた種です。
一つ一つの種が、姿、形、生育の速さなど異なっています。
大量消費の時代には合わない種だと言われていますが、本来の野菜というのは同一の規格というものはないはずです。
そして何より、固定種には野菜の味があります!
交配種から固定種の生産に切り替える挑戦は始まっています!

(詳しくはこちら)
日本米の生産地域の拡大と精米事業
今はチェンライにて日本米の生産を行なっています。
それを、ウドンタニ県と呼ばれる地域でも始めます!
生産量をあげることと生産地が複数になることで、消費者の方々にお米が提供できませんでした、というリスクを減らすことができます。
そして何より、新たな場所で農業を始めるということはそこの土地に住む人たちの仕事を作れるということです!
消費者の方々のニーズがあった上での農業ですし、新しく始めるということで色々な問題はあると思います。
ですが、一つ一つ問題をクリアしていくことでいつかその土地でできたお米を提供できると思います!
そして、それに関連して精米事業もスタートしようとしています!
タイで食べられているお米は長粒米と呼ばれる細長いお米です。
ですが、日本米は短い形をした短粒米です。
ということは、タイにある精米所では長粒米用の機械しか置いていません。
この機械に日本米を入れてしまうとお米が割れてしまい、品質が落ちてしまいます。
そうならないためにも、短粒米用の機械を導入すべく動き出しているところです!
新しい動きがあった時にはまたご報告したいと思います!
栗田
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