生産者が作るものは消費者が決めています

サワディーカップ!

タイのルーイ県現地農場にて毎日農作業している栗田(@chihiro1350)です。

タンザニアに2年、タイに1年住んでいるとその土地のモノの流れがよく見えます!

農作物などは、その土地で作ったものを現地の人で消費している場合がほとんどだなと感じています。

ということは、農家さんが自分の目で実際に売れているものは何かを確認(リサーチ)できるということです!

ということで今回は、生産者が作っているのは消費者が欲しているもの、という内容で書いていきたいと思います!

途上国では綺麗なものが売られている

タンザニアなどの途上国で、現地の人が一番買っている(お金を使う)野菜はどんなものでしょうか?

それは、綺麗で大きくて艶があるものです!

そして何より、安いもの!

ということは、野菜を作る現地の農家さんは大きくて綺麗で艶のあるものを大量に作ろうとします!

それを作るために手っ取り早くできるのは、化学肥料と農薬を使用したやり方です!

現地で野菜を買う人がその野菜を求めているのだから、農家さんもそれに合ったものを作ります。

タイでも構造は同じ

では、タイはどうでしょうか。

タイの村の中には、現地の人が利用する野菜の集荷場というものがあります。

そこで集められた野菜や果物は、大きな市場に回されるか現地のスーパー等で売られます。

野菜を購入したスーパーでは、当然売り上げを気にしますよね。

高い有機野菜と見た目が綺麗な安い野菜の両方を棚に置いたとして、現地の人はどちらを買うでしょうか?

見た目が綺麗で艶があり大きな野菜を現地の人は購入します。

では、安い野菜を買う人が多かったとしたら、スーパーの経営者は何を考えるでしょうか?

化学肥料と農薬が使われていようとも安い野菜の方が売れるとしたら、そちらの野菜をより多く仕入れようとしますね!

すると、それらの野菜を作っている人に対してより多く作るように注文をします。

その注文に合わせて農家さんは作ります。

消費者が欲しているものを生産者は作っている

タンザニアでもタイでも、地方や村ではまだまだ綺麗で艶があって大きい野菜を買う傾向にあります。

それを消費者が欲しているのですから、現地の農家さんはそれを作るだけです。

しかも、それが売れるものだと分かるとみんなが一斉に同じものを作ります。

すると、さらに野菜の価格は下がります。

スーパーとしても安く仕入れることができで一石二鳥ということですね。

また、前回の記事で、農薬(除草剤)のことについて書きました。

農薬による事故があるのも、消費者の方々が農薬を使ってでもいいから綺麗な野菜を求めているからです。

世界中でこれら化学肥料や農薬を使った野菜がなくならないのは、消費者の方々が見た目と安さで野菜を選んでいるからです。

では、消費者の一人ひとりが買うものを意識して選ぶようになったら、世界はどう変わっていくでしょうか?

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大学卒業後、青年海外協力隊として2年2ヶ月間アフリカのタンザニアへ!

帰国後はタイにて無農薬有機栽培による生産!

ゆくゆくは、農業ビジネスでアフリカにて新規雇用創出と食糧問題の解決へ。