サワディーカップ!Chihiroです。
私が、タンザニアに住んでいたときの話です。
現地の人に、農業の仕事ができるかどうかを聞くといつも返ってくる言葉がありました。
それは、
『その仕事は俺ならできる』
というものでした。
でも、実際にやってもらうとできない。
それでも、ちゃんとお金だけはもらおうとする。
日本人であれば、自分の出来ることと出来ないことを自覚しているので、出来ないことに対しては出来ないと言いますね!
でも彼らは違う。
出来るかどうかわからないけれど、まずやってみる。
初めはその違いにストレスを感じましたが、まずやってみるという精神は学ぶところがあるのではないかと思うようになりました。
今回は、そんな『タンザニア人の性格から学ぶ、自分を高める方法』について書いていきます!
この記事は、こんな人におすすめ
・タンザニア人に興味がある人
・アフリカをもっと知りたい人
何よりも行動することが大事
まずは、初めのころにタンザニア人とよく交わしたやり取りの様子からお伝えしていきます!
タンザニア人とよく交わしたやり取り

農作業を手伝ってくれる人を探しているんだけど誰かいる?

俺ならなんでも出来るよ

じゃあこの作業をやっといてね
〜 1時間後 〜

どう?できた?

やってみたけど俺には出来なかったよ

そうか〜出来ないのはしょうがないね
他の人を探すよ

それがいいと思うよ
じゃあお金くれ

!?

できなかったけど、頑張ったしお金くれ

できるっていうからお願いしたんだよ
できないならお金は払えないよ

何でもできるって言ったけど、実際にやってみるまでは分からないよ
で、たまたま今回はできなかっただけだから
このようなやり取りを何回もしてきました。

未来が分からないからこそ行動する
初めは、言葉がうまく伝わっていないと思っていたのですが、後になって彼らの性格や考え方からくるものだと気づきました。
その考え方とは、やってもいないうちから出来ないという言葉は使わない、ということです。
やってみて初めてわかることがあります。
また、やらないと出来るようにならないこともあります。
つまり、やらないよりもやった方が何かを得ることが出来ます。

でも、やらなければよかったと思うときもあるよ

そういう時に知っておきたい考え方もあるよ
やってよかったと思うためには、今を生きるしかない
やってよかった、そう思うためには、行動したことに目を向けるのではなく、『今』に目を向けるしかありません。
やったことをやってよかったと思うための行動を今していけばいいのです。
失敗も、成功するまでやり続けて成功すれば失敗は過程に変わります。
終わりに
タンザニアの人たちとのやり取りは、今思えばとても楽しいものでした。
これも、今を生きてきたからだと思います。
ぜひ、やろうかどうか迷った時は、自分の感性に従い、やらないよりもやる方の道を選んで欲しいと思います。

コメント