サワディーカップ!Chihiroです。
『なぜ殺虫剤を使うの?』
『そもそも農薬って必要なもの?』
こういった疑問は、食べるものを気にする人なら考えたことがあるかもしれません。
少しづつ認識は変わりつつありますが、農薬は当たり前に使うものだと思っている方はまだまだいます。
ですが、農薬を使うことは当たり前だからと考えるのではなく本当に必要なものなのか一人一人が考えていきたいところです。
なぜなら、農薬がかけられた食べ物を私たちが食べるからです。
そこで、今回は農薬の中でも『害虫を殺す目的で使われる殺虫剤』は本当に必要かどうかについて書いていきます!
この記事は、こんな人におすすめ
・農薬について知りたい人
・農業に興味がある人
殺虫剤の目的は2つある
殺虫剤をするには理由があります。
①害虫が発生する前の予防のため
②害虫が発生してから駆除するため

害虫の発生をコントロールできないから薬を使うんだね!

うん!
でも殺虫剤は害虫以外の虫も殺してしまうから、生態系を崩してしまう可能性もあるんだよ
殺虫剤は害虫に対して使われますが、では『害虫はなぜ発生する』のでしょうか?
肥料と農薬はセットで考えられている
害虫が集まるのは、実は理由があります。
肥料の問題
化学肥料(一般的な栽培)、有機肥料(オーガニック)に限らず、肥料を過剰に与えられた野菜は害虫が集まりやすいです。
栄養(肥料)を過剰に与えられた作物は、濃い緑色をしていて外見は健康そうに見えますが、細胞レベルで見ると体の組織は弱く、もろくなっています。
📝人間も過剰に栄養をとると脂肪を蓄積します。
外見は体が大きく見えますが、メタボリック症候群や心筋梗塞、脳梗塞の危険性を抱えてるのと同じですね。
また、栄養をとりすぎた野菜は硝酸態窒素を多く含んでいます!

(硝酸態窒素についてはこちら)
なので、害虫が好むのは組織がもろく(味が薄く)、硝酸態窒素を多く含んだもの(人にとっては害のあるもの)ということです。

ってことは、僕らが好む野菜と害虫が好む野菜は違うってことだね!

そう!しかも害虫が寄ってくる野菜に対して農薬を使うんだよ
肥料を過剰に使うから、害虫がよってきて、それを駆除するために殺虫剤を使う流れになっています。
ということは、肥料と栄養をうまくコントロールすることができれば、害虫は発生せず殺虫剤を使う必要がありません。
まとめ
日本でも、無農薬といって野菜が根こそぎ害虫に食べられているものを見かけます。
それは、野菜が美味しいから害虫がよってくるのではなく、過剰に栄養を摂りすぎた、人間にとっては害が多いものだから寄ってきているということです。
つまり、殺虫剤が使われた野菜というのは、本来は人が食べないほうがいいもの(虫が好むもの)を、殺虫剤によって虫を殺して、見た目だけ綺麗にさせたものということです。
野菜自体に害がある上に、農薬もかけられているということですね!

コメント
あまりにも科学的に不確かな内容が見受けられ、気になったのでコメントさせていただきました
硝酸態窒素を多く含んだもの(人にとっては害のあるもの)ということです。
科学的に証明できる論文が出ていないのに、どうして断言できるんでしょうか?
コメントありがとうございます。
ブログが大学生にも読まれているというのが嬉しい限りです。
質問についてですが、
『硝酸態窒素を多く含んだもの = 人にとっては害のあるもの』
というのが科学的に証明できる論文が出ていないとのことですが、下記のサイトが硝酸態窒素についてわかりやすく解説しています。
サイト内の下部には参考文献もありますのでぜひご確認ください。
http://www.sansui-co.com/topics/nitrate.html